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こんにちは、営業部です(第508回 バルキーボールシリーズ新色“バルキーボールそのまま”が発売しました!)

皆さまこんにちは!横綱 照ノ富士関が引退を発表して悲しんでいる福山です…😢
でも、ブログは明るい気持ちで更新します!!!がんばります!

昨年11月、名久井直子さんにシリーズのオリジナルデザインを監修していただいたバルキーボールに新色を追加いたしました!
バルキーボールは名久井さんが欧州の製本所で出会った芯材のイメージから発案されたシリーズで、ふかっと嵩高になるよう抄造工程を工夫し、今までの大和板紙にはなかった感触を造りだした製品です。
青・白・灰・茶のラインナップを揃えておりましたが、薄い茶色の“そのまま”を大島依提亜さんプロデュースの元、リリースいたしました!

元々、大島さんも大和板紙の製品をよく使ってくださっていてWEBインタビューでも取り上げてくださるほど。
“そのまま”は大島さんが紙を選ぶ中で「これがあったら良いのに」と感じていらっしゃったイメージを実現することができました。…と書くとすごく立派なことをしたような感じがして気持ちが良いですが笑、なんてことはないです。「バルキーボールに“TD原紙F”の色があればいいのに」と大島さんが話してくださったので、名久井さんにご相談したところ是非大島さんと一緒に造ってみてくださいと快諾いただいて出来上がった製品です。

TD原紙F

“そのまま”というネーミングも大島さんに名付けていただきました。
とてもキャッチーなお名前で、由来が気になりますよね!
弊社の製品は基本的に紙の原料に着色をしております。エースボールFの暖かな茶色も、インディゴブルーFのはっきりした青色も着色です。

エースボールF
インディゴブルーF

しかし今回の“そのまま”では着色は一切行っておりません。
表裏に段ボール古紙を使用するという構成にしてあるだけです。
まさに段ボール古紙の色。古紙そのままの色なので“そのまま”というお名前になりました。
大島さんとのお話の中で「ボール紙と聞くと“そのまま(TD原紙F)”の色をイメージする。」という言葉もありました。ボール紙、板紙そのままの色。という意味合いもありそうです。
実は、ゆるチップすなの祖父江さんのコメントも同じようでした!
皆さんはいかがですか?
チップボールのようなグレーのイメージがある方と、“そのまま”、“ゆるチップすな”のようなイメージの方といらっしゃるのではないかな~と思っています!

ゆるチップすな
チップボール

この辺りで弊社の製品にお詳しい方は感じているかもしれません。
古紙そのままの色、ということは絶対色ブレするよね?と。鋭いです。
“そのまま”は色ブレが起こりやすい製品だと認識いただいて差し支えございません。
弊社は古紙から再生紙を造っております。毎月毎日、まったく同じ種類・同じ色の古紙原料を手に入れることは不可能なことから、すべての製品において色ブレを完全に防ぐことが難しく、お客様にはゆとりを持って扱っていただいており、そのご理解に感謝しております。
特に“そのまま”のような着色をしていない製品についてはそもそも色の基準値を設けておりませんので、勝手ながらその色ブレも込みで愛していただければ…という思いをもって販売しております。
板紙、ボール紙らしい薄茶色。着色等の付加がない。紙らしいふかっとざらっとした感触。この辺りを楽しんでいただけましたら幸いです。


大島さんからいただいた“そのまま”のコメントは、
「なつかしくって、なじみがあって、なんでもないけど、なんかあたらしい。」
東京営業所に直筆サインがありますので、お越しの際はご覧くださいませ!

(詳細)
製品名:バルキーボールそのまま
寸法:800×1100mm(L判)
流れ:たて目
連量:23.5kg
米坪:270g/㎡
紙厚:約0.36mm(±0.02mm)
包み枚数:100枚
古紙配合率:100% FSC認証紙

☟サンプル請求はこちらからどうぞ!☟

大和板紙デザイナー会員の方→【問い合わせ
大和板紙問い合わせフォームよりバルキーボールそのままサンプル希望の旨ご連絡ください。

デザイナーズ会員ではない方→【デザイナーズ会員登録
大和板紙の無料サービス“デザイナーズ会員”に登録いただくと、バルキーボールそのままの入ったカットサンプルのセットを差し上げます。(デザイナー以外の方も大歓迎です!)

★大和板紙のショールームにもカットサンプルのご用意がございますので、
平日9:00~17:00の間でお近くにお越しの際は是非立ちお寄りください。★
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