ONLINE SHOP お問い合せ
お問い合せ

サステナブルペーパーの
製作

廃棄物に再び命を吹き込む

大和板紙では、リサイクルに積極的に取り組んでいます。サステナブルペーパーとは、さまざまな廃棄物をオリジナルペーパーや紙製品へとアップサイクルする取り組みです。 かつて“ゴミ”とされていたものたちに再び命を吹き込み、新たな形あるものとして社会に送り出すことができます。
  • 循環型
    リサイクルペーパー
    (一般的な古紙)

    “自社で排出した古紙をもう一度使う”
    という提案

    自社で出た古紙が、そのあとどこに行き、何に使われているかご存じですか?回収されたあと、どこかで再生紙の原材料になっていると想像できますが、一般的にはその古紙の行方を追うことはできません。

    廃棄物を減らし、限りある資源を有効活用する上で、企業が“目に見えるリサイクル”に取り組むのはとても大切なこと。

    御社の古紙をぜひ当社にお送りください。その古紙を使うことで「循環型リサイクルペーパー」として、見えるかたちで生まれ変わらせます。

    オリジナルペーパーを作ったり、一般在庫品を生産する際にその古紙を使用すれば100枚から購入可能です。

    特長

    • 1.一般在庫品に入れることで手軽に取り組むことができる
    • 2.紙から紙へ目に見える仕組みができる
    • 3.プロダクトに「自社から出た古紙が入っている」と謳える

    一般的な古紙とは

    オフィス古紙や工場損紙、不要になったパンフレット、出版物(雑誌など)、使用済み段ボール、紙製POPなど。
    ※一部リサイクルできない古紙もあります。ご相談ください

    循環型リサイクルペーパー
    (一般的な古紙)
    ができるまで

  • 循環型
    リサイクルペーパー
    (難処理古紙)

    紙ゴミに“燃やさない”
    選択肢を

    当社には、紙ゴミを燃やさずに、新たな紙製品へと生まれ変わらせる技術があります。従来は焼却処分されていた工場で発生するパッケージの損紙(紙ごみ)などの難処理古紙を原料に、新たな紙製品や箱等が作れます。

    一般在庫品に入れることも可能ですので、ご相談ください。

    特長

    • 1.焼却処分せずに済むのでCO2排出が削減
    • 2.紙から紙へと持続可能な仕組みができる
    • 3.SDGsやCSRの活動として環境施策のPRができる

    難処理古紙とは

    難処理古紙は、表面に特殊なフィルム加工やアルミ加工が施されている紙のことです。商品パッケージとして用いる場合、防水や密封、見た目を良くするなどの目的で使用されます。 これをリサイクルする際、紙とフィルムなどを分離するのにコストがかかります。そのため流通に乗らず、難処理古紙のほとんどが焼却処分されています。

    循環型リサイクルペーパー
    (難処理古紙)
    ができるまで

  • オリジナル
    ミックスエコペーパー(混抄紙)

    製造残渣(かす)や廃棄物で
    オリジナルの紙が作れる

    製品の製造過程で出る残渣や廃棄物の中には、紙の原料として再利用できるものがあります。これらを使い、御社だけのオリジナルエコペーパーや紙製品が作れます。

    循環型リサイクルペーパーとの違いは、パルプ以外の廃棄物を有効活用しているところです。

    特長

    • 1.製造残渣や廃棄物を削減できる
    • 2.紙の原料である森林資源を節約できる
    • 3.お客様に分かりやすい環境施策

    混抄紙とは

    「混抄紙(こんしょうし)」とは、製造過程で色々な繊維を混ぜ、抄き込んだ紙のことです。当社では本来廃棄されるものを混抄紙として再生し、いろいろな形でリユースしています。これまでコーヒーかす、ジーンズや芝生など、さまざまな素材を抄き込んできました。

    オリジナルミックスエコペーパーができるまで

    気候変動アクション環境大臣表彰事業

    環境省による「令和4年度 気候変動アクション環境大臣表彰 普及・促進部門 緩和分野」において「紙を紙として再生する」循環型リサイクルシステムによる紙ゴミ0の世界という内容で受賞いたしました。
  • 事例(循環型リサイクルペーパー)

    同人誌を原料に入れた”ゆるチップ”

    同人誌専門の印刷会社EditNetプリンテック 野口尚志さんと協力し、EditNetプリンテックで回収した同人誌古紙を弊社が「ゆるチップ」の原材料にして抄造。完成した「同人誌入りのゆるチップ」をEditNetプリンテックが仕入れ、また同人誌の材料して取り扱うプロジェクトをスタート。 この取り組みにより一部の紙ではあるものの、目に見える形でリサイクルの輪がつながった。
    ゆるチップの風合いに影響が出ない8層構造のうちの中層部分に同人誌を投入。 元々EditNetプリンテックでは「環境への配慮もあり、さらに見た目もかわいい」として、ゆるチップを“再生紙の優等生”と高く評価し、同人誌の紙ラインナップに入れていた。 そこからステップアップして、「同人誌入りのゆるチップ」の制作がはじまった。
    段ボールのまま原料にすることで機密性が守られることも、このプロジェクトに参加した作家やファンから喜ばれた。 なお、引き受けた古紙を当社で間違いなく紙の原料にしたという証明書も発行できる。
  • 事例(オリジナルミックスエコペーパー)

    北海道のエゾマツで作った
    オリジナルペーパーの特産品パッケージ

    「エゾマツクラフト」は、4社の共同プロジェクトから誕生した板紙です。 黒褐色の樹皮が美しいエゾマツは、国内では北海道にのみ自生する針葉樹です。札幌で長らく紙器製造に携わる紙箱のプロ・近藤篤祐さん(モリタ株式会社)とコンセプトを練り、「エゾマツの端材を抄きこんだオリジナルの板紙」を作ることに決定。開発プロジェクトが始動しました。
    当社が担当するのは、もちろん板紙の製造。北海道の自然へのリスペクトとデザイン性が両立した板紙を仕上げるべく、デザイナーのCOMMUNE 上田亮さんと相談を重ね、試作を繰り返しました。

    企画の立ち上げから3年後、理想の板紙が完成しました。エゾマツ粉末の大きさや紙の色、質感にこだわった「エゾマツクラフト」です。紙の表面にはエゾマツのつぶつぶが散りばめられており、北の大地で育った樹木の質感を感じとることができます。
    「エゾマツクラフト」は発売後、北海道のコーヒーやお土産品のパッケージとして採用されました。現在は北海道を飛び出し、日本全国のさまざまな商品パッケージ、本の表紙などにも使われています。
  • よくあるご質問

    • オリジナルミックスエコペーパーの最小ロットはどれくらいですか?

      1tから承っております。
    • 費用はいくらぐらいですか?

      内容により変動します。例えば、「紙に混ぜる素材」や「生産量」により変わります。詳しくはお問い合せください。
    • オリジナルミックスエコペーパーに混ぜられないものはありますか?

      「においがきついもの」「衛生的に問題のあるもの」は混ぜられません。現物を見せていただければ、混ぜられる素材かどうか判断が可能です。
    • 混抄物(混ぜるもの)とパルプの比率はどれくらいになりますか?

      比率は混ぜるものによって変わりますが、1%~20%程です。 商品のデザイン性や品質とのバランスで判断されるのをおすすめします。
    • オリジナルミックスエコペーパーに混ぜるものの大きさに制限はありますか?

      混抄物(混ぜるもの)を紙の繊維に定着させる必要がある為、大きくても2mm程度のサイズにする必要があります。ご依頼主様で細かくすることができない場合は、ご相談ください。
  • お問い合せ

    循環型リサイクル事業への
    お問い合せ

    • 本社・工場・ショールーム
      072-971-1445
      (平日8:30-17:30)
    お気軽にお問い合せください