こんにちは、営業部です(第524回 酒パックリサイクル促進協議会・北九州会議、見学会に参加してきました。)
今回は久しぶりの登場です、網野が担当させて頂きます。
10月16日、17日と酒パックリサイクル促進協議会の北九州会議に参加いたしました。
初日は総勢30名の参加があり、酒パックリサイクルの現状と課題について議論をしました。
また、酒造メーカー様の自然に配慮した活動や、製紙メーカー様のゼロエミッションへの
取り組みについて発表があり、非常に有意義な会議となりました。
二日目は、九州製紙・北九州工場様と北九州エコタウンセンターの見学を行いました。
九州製紙・北九州工場様は日本製鉄八幡製鉄所の広大な敷地内で衛生紙の生産をされております。
地域で発生する古紙を有効利用されており、また工場で発生する
廃棄物をリサイクルすることで、循環型産業システムを実現している
非常に環境に配慮された工場でした。
細かい質問にも丁寧にご対応頂き、ありがとうございました。
北九州エコセンターは、北九州市が取り組むエコタウン事業の
学習拠点となっている施設です。
エコタウン事業とは、日本経済の高度成長期に、北九州市で深刻な産業公害が
発生した反省から、産業で発生するすべての廃棄物を新たにほかの分野の原料として活用し
廃棄物をゼロにすることを目指し、創設されました。
現在25社が参画し、あらゆる廃棄物のリサイクルに取り組んでおられます。
最後に風力発電の風車を間近で見ることができました。
高さ約170メートル、ブレードの最大速度は時速120㎞にもなるそうです。
2025年中に完成予定の洋上風力発電は風車を25基設置し年間約5億kwhを発電
北九州市の約4割に相当する17万世帯の電力を生み出すとのことです。
風車1基あたり70億円かかるそうで、国内最大規模のプロジェクトです。
リサイクル事業に携わる者として、改めて環境への取り組みを考えるきっかけとなりました。
関係者の皆様方、ありがとうございました。